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<地方都市の概要>
桐生市(きりゅうし)は、群馬県の東部に位置する市。
古くから桐生織と呼ばれる絹織物の名産地として知られ、京都・西陣と並び称された。
その歴史の古さ、文化財の多さ、特徴などから「東の小京都」と言われる。人口は約13万2000人。

地名の由来は、「桐が多く自生する土地」から「桐生」とも、
「霧が多く発生する土地」から「霧生」とも言われているが、どちらも決め手は無い。
ちなみに「霧生」という地名は三重県伊賀市に、「桐生」は岐阜県高山市、滋賀県大津市にも存在する。

古くから織物産業が栄えたが、現在は機械金属産業も盛んであり、
中でもパチンコ業界大手の 三共(SANKYO) や 平和(HEIWA) が本社を置く。
ミツバや山田製作所など、自動車部品関連産業も盛ん。
『築地銀だこ』を展開するホットランドや、中古物件販売で業績を伸ばす「やすらぎ」など、
中小の新興企業にも元気の良い企業がある。

伝統の織物業は、炭素繊維を用いた特殊布や、映画・ドラマ衣装などで生き残りをはかっている。
ハリウッド映画のSAYURIで、主演のチャン・ツィイー、コン・リー、桃井かおりらが身につけていた丸帯は、
桐生市で作られたものである。
絹織物の繁栄により蓄えられた富は、桐生明治館・桐生倶楽部・水道山記念館など多くの文化財や
動物園・遊園地・大川美術館などを生んだ。
その充実度は、地方の中規模都市としては他に例をみることができない。
下水道普及率も70%を越え、群馬県内の市では高崎市と並んでトップレベルにある。

他にも私鉄路線を3路線(東武桐生線・上毛本線・わたらせ渓谷線)有しているなど、
このことも他の地方の中規模都市にはみれないことである。

また、絹織物取引から近江商人が多く移り住んだことから、
「有鄰」や「近江辻子小路」などの関東の都市とは趣の異なった情緒が残されている。
滋賀県大津に桐生という地名が残されているのも、両者の関係の深さを感じさせる。
特徴ある町並みは、いくつもの旅行雑誌に取り上げられている。

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わたらせ渓谷線(わたらせけいこくせん)とは、
群馬県桐生市の桐生駅から栃木県日光市の間藤駅に至るわたらせ渓谷鐵道が運営する鉄道路線。
旧国鉄の特定地方交通線(足尾線)を引き継いだ路線である。
通称は「わた渓(わたけい)」、「わてつ」。

わたらせ渓谷線は、その名の通り渡良瀬川の上流の美しい渓谷に沿って走る。
ディーゼルカーが何度か渓谷を渡りながら、谷筋をさかのぼる路線で、特に初夏の新緑と秋の紅葉が絶品である。
ハイシーズンにはトロッコ列車も運行され、渓谷美を堪狽ナきる。
しかし最上流部の足尾近辺は過去の鉱毒(足尾鉱毒事件参照)による影響が残り、禿山が続き異観を呈する。
銅山観光で訪れる観光客も多いが、日光側から細尾峠を経て足尾を訪れるハイカーもいる。

中間の水沼駅には温泉センターが併設されている。
畳敷きの広い休憩所があり、近所の人やハイカーがくつろいでいるほか、物好きな観光客が訪れることもある。
また、富弘美術館は神戸駅からみどり市営バスで結ばれており、わたらせ渓谷線を利用して訪れる人も多い。
わたらせ渓谷鐵道は開業以来赤字に悩まされ続けており、
基金も2003年に尽きたことにより、近年はたびたび存廃問題が取りざたされている。

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